面白すぎた!!「いまさら翼といわれても」(米澤穂信)

はじめに

※ネタバレを含みますので、これから読む方は注意してください!!

 

みなさん、この本をご存知でしょうか??

 

「いまさら翼といわれても」(米澤穂信

 

氷菓」というタイトルでアニメ化もした古典部シリーズの最新刊です!!

 

今回もかなり面白かった!!

 

「いまさら翼といわれても」では、

 

・奉太郎はどうして「やらなくてよいことはやらない、やるべきことは手短に」というモットーを唱えるようになったのか。

古典部入部時、摩耶花が奉太郎を好んでいないわけ

・漫画研究会の派閥争いの渦中で葛藤する摩耶花

・将来に悩む名家の娘える

 

といった古典部員の、より深いパーソナルな部分が描かれているのが見所です!!

 

古典部シリーズはキャラクターが魅力的なので、ファンとしては読んでいて楽しいポイントですね笑

 

もちろん、奉太郎の推理もいつも以上にキレッキレです、ぜひご一読ください!

 

最後までお読み

 

イニシエーション・ゲームを鑑賞

「イニシエーション・ゲーム」という映画を鑑賞した。

その感想を記そうと思う。ネタバレになる可能性が合うため、いやな人は閲覧を注視してもらいたい。

 

この映画は世界最初のコンピュータを作った人の物語である。

時代はイギリスとドイツの戦争中、イギリス軍の勝利にはドイツが作成した暗号作成機械「エニグマ」を解読することがカギであった。

そこで声がかかったのは数学教授のアレンであった。彼は昔から数学の能力にたけている一方で同性愛者でもあった。

彼は最終的に暗号解読マシン「クリストファー」を作成しエニグマを攻略するが、同性愛者であったが故に拘束されてしまう。

クリストファーは世界発のコンピュータであったとされるが、イギリス政府が50年ほど機密としていたがためにテクノロジーの発展においてアメリカに先を越されてしまった。

当時の意義椅子はアレンの活躍で効率よく戦争に勝利した。アレンのように政治的理由で活躍が世に知られていない人は他にもいるということを学ぶことができる。

 

また、アレンは同性愛者であったが、性同一性障害はある種精神の構造が一般のそれとは異なるものであるという観点から、彼の数学能力にどこか関係があるのかもしれない。

 

天才にあこがれる人は多いから、このような映画はヒットして当然であると思った。

やはり洋画はあらゆるシーンで文化を読み取ることができるので面白い。

私には一般人が娯楽としてダンスをすることが理解できない。自分だったらこっぱずかしいから絶対にやりたくない。当人たちはもちろん楽しくて踊っているのだろうが、何が楽しいのだろうか。人に見てもらいたいのか、見られていなくても踊るのか、やはり意味が分からない。誰かに教えてほしい。